１４００万円損失与えた容疑 警備会社テイケイ元常務を逮捕 警視庁

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１４００万円損失与えた容疑　警備会社元常務を逮捕　警視庁
2014/05/12 11:00
従業員募集の広告業務を架空発注して、警備会社「テイケイ」（東京都新宿区）の子会社「テイケイフォース」（同）に約１４００万円の損害を与えたとして、警視庁新宿署は会社法違反（特別背任）の疑いで、板橋区小豆沢、テイケイ社元常務、竹下浩二容疑者（４６）を逮捕した。同署によると、「キャバクラなどでの飲食費に使った」と容疑を認めている。

　竹下容疑者は平成１８年９月からテイケイフォース社で広告などを発注する権限が与えられており、１９年９月からの２年間で総額約２７００万円をだまし取ったとみられる。

　逮捕容疑は、１９年９月～２０年６月、竹下容疑者が設立した業務実体のない広告会社に警備員募集の広告の掲載を架空発注し、テイケイフォース社から広告費用として現金計約１４００万円を広告会社の口座に振り込ませたとしている。

　竹下容疑者は２３年９月からテイケイの常務を務めていたが、国税庁の税務調査で犯行が発覚。テイケイは２４年１０月に竹下容疑者を懲戒解雇し、２５年９月に同署に刑事告訴していた。